あらすじ    1800年代の終わりごろ。アメリカ西部の片田舎に住むアニー・オークリーは、射撃の名手として知られていた。彼女は早撃ち大会で、バッファロー・ビル率いる「ワイルド・ウェスト・ショー」に加わり、彼のアシスタントとして働くことにする。そんな中、ライバルのポーニー・ビル率いる「ファー・イースト・ショー」の人気に押されて客の入りが落ち始め、バッファロー・ビルはアニーをショーの目玉にしようと考える。それがフランクの人気をおとすことにつながり、怒った彼は「ファー・イースト・ショー」に移ってしまう。一方、アニーの人気はどんどん上がり、ヨーロッパツアーも大成功となった。しかし、実際はショーの経営は思わしくなく、「ワイルド・ウェスト・ショー」と「ファー・イースト・ショー」の合併話が持ち上がる。こうして、アニーはフランクと久しぶりの再会を果たし、射撃ナンバー１はどちらであるか、はっきりさせようと、再度対決をすることになるが。 感想    このミュージカルは楽しくて、おかしくて、最後はハッピーエンドで締めくくると言う、王道のようなミュージカルです。まぁ、子供を連れて、ちょと軽くミュージカルでも見てみましょうかねというノリでみれる作品である。    舞台が西部だから、曲も西部っぽいのばかりかと思ってたら、そうでもありませんでした。僕は西部の英雄とかが出てくる映画が結構好きで、そこに流れる曲も好きだったりするんだけど、この作品には英雄も出ないし、曲も西部っぽくなくて、ちょっとがっかりでした。主役のアニーを演じた女優さんはキュートでなかなかよかった。    ストーリーの方は簡単に言っちゃえば、シンデレラストーリーってとこでしょうか。アニーのように早撃ちで優勝して一夜のうちに有名になってしまう所はいかにもアメリカンドリームと言う感じです。決してつまらなくはなかったですが、僕みたいにミュージカルを何本も観るんでなければ、わざわざニューヨークに行ってまで見るほどの作品ではないんじゃないでしょうか。それだったら他の大作をみましょう。

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