The Lion King


あらすじ

   ライオンの王ムファサは息子のシンバの誕生を多くの動物たちと共に喜んだ。シンバは幼なじみのサラと共にすくすくと育つが、ある日父ムファサが弟スカーに殺されてしまう。スカーに父親が死んだのはシンバのせいだと言われ、シンバは責任を感じ王国を飛び出してしまう。ミーアキャットのティモンやいのししのプンバと知り合ったシンバは次第に元気を取り戻し、新しい生活を楽しみ、大人へと成長する。そんなときナラと再会し、王国が王スカーのせいで衰退し、ハイエナの天下となってることを聞き、王国に戻ることを決意する。スカーと対面したシンバは父親を殺したのはスカーであることを知り、スカーと対決する。辛くも勝利したシンバは王国の王として多くの動物に受け入れられることとなった。そしてナラとの間に新しい命が誕生した。



感想

   「オペラ座の怪人」で英語理解に苦しんだ私は、次は再びディズニーを選んだ。「ライオンキング」は日本でも大ヒットしていて、チケットが3ヶ月後のでもとれないということで、ニューヨークでも無理かな?と思ったが、2週間前に直接劇場へ買いに行ったら、あっさりチケットとれました。しかも前から5番目くらい。始まって2分でビックリ。動物たちが客席からでてきたのだ。おお!象がでかい。こんなデカイ象までもが客席を歩くとは。それにしても動物たちの動きはうまい。楽曲もアフリカンな感じでよい。ただストーリーはただの復讐物語という感じであまり心に響くものがなかった。でも、まあ観ても損はしないと思います。

   後で聞いた所によると、「ライオンキング」はシェイクスピアの「ハムレット」を題材にしたらしい。うーん、ハムレットとシンバはどうも重ならないよ。シンバは父親が死んだって「ハクナマタタ」の一言で元気になっちゃってるもん。ハムレットの苦悩はそんなに軽いもんじゃないっしょ。勧善懲悪のディズニーだからね、前向きに生きていくことがきっと大切なんだね。ちなみに「ハクナマタタ」の意味は、「心配しないで、元気をだそう」とかいう意味らしい。セリフでそんな風に言ってたと思った。私の英語が正しければ。



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