STOMP


あらすじ

特になし



感想

   鳥肌がたつとはこのことを言うんですよね。素晴らしかったですよ、ストンプ。ストンプは結構有名なので、知ってる人も多いと思いますが、歌とかセリフとかストーリーは一切ないんです。あるのはビートだけ。モップとかブラシとかバケツとかをたたいて、リズムを奏でる、ただそれだけ。しかしそれがすごい迫力なんです。友人でバンドやってる人とか、和太鼓をやってる人がいて、いつも思うんだけど、なんでビートってあんなに心地いいんでしょうかね。ただそこらへんにあるものを叩いてリズムを作ってるだけなのに、すごく心に染み入ります。

   演奏はもちろん素晴らしいんですが、それだけじゃなくて結構笑わせてくれます。そこはやはりサービス精神旺盛なアメリカ人。日本のお客さん向けの笑いを披露してくれたり、会場のお客も参加させたりと、エンターテイメントの本場ですよ、さすが。観客も結構ノリのいい人が多かったですね。一曲終わる毎に拍手喝采でしたから。日本の観客も段々変わってきてますね。

   しかしまぁ、よくもあんないろんなことを考えるもんです。あらゆる物で音を出してますから。新聞紙とかビニール袋とか、とにかく日用品を何でも使って音を出す。しかもそれが考えられないような音を出したりするから驚きです。さっそく帰ってからフライパンとかおたまとか出してきて、たたきまくりました。すいません、わたくしはかなり影響されやすい性格なものですから。



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