AIDA


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感想



   さて、ここから何本かはロンドン編になるのだが、ロンドン旅行の概要をぶっちゃけて説明すると、ロンドンへミュージカルを観に行ったようなものである。丸一日自由に行動できる日は4日間だったのだが、そのうち計5本のミュージカルを観たことになる。だから、昼間はロンドンの観光地をまわり、夜はミュージカルを観るという結構ハードな日々をすごした。はたから見たらただのあほだろう、きっと。(友達で7本観たって人がいるけど)

   2度目の美女と野獣。劇場の上にリアルなルミエールの人形があって、ちょっとうれしかった。2度目ということもあり、CDも買って曲も全部知っていたので、詳細まで見ることができた。印象的にはブロードウェイ版よりちょっときつい感じがした。きついというのは、言葉の言い方とか、動きがちょっと乱暴かな?というところがあったという意味だ。例えば、主題歌 “Beauty and the Beast”をミセス・ポットが歌うロマンティックなシーンで、ベルが “Dance with me?”と誘うのだが、野獣は恥ずかしがってもじもじしているところへ、ルミエールとコグスワースが諭す場面。ブロードウェイ版はやさしく “Dance with her.”とささやくのだが、ロンドン版ではこのセリフを怒鳴っていた。確かに話しの流れからすると、怒鳴ってもおかしくない場面だが、ロマンティックな場面なのでそれを壊さないように配慮したブロードウェイのほうが私は好きだね。やはりロマンティックな場面はロマンティックにいかないとね。余談だが、ロンドンでは休憩時間にどうして皆アイスを食べるんだろう。それだけはなじめなかった。



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