RENT


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感想

    飽きるほど言っておりますが、僕の最も愛するミュージカル「RENT」の来日公演を見てきました。RENTの舞台を見るのはもう既に20回近くになると思います。昨年の来日公演はオリジナル演出と全然違う演出で、「あそこも違う、ここも違う」とはっきり言って落ち着いてみることが出来ませんでした。しかし今年はオリジナル演出に戻っていて、なんかもう安心してみることができました。安心して見ることができたからか、去年の反動なのか、いつも以上に感動しました。もう最初のマークの「We are beginning on Christmas Eve」というセリフから鳥肌がたって、泣きそうになりました。前回の演出は、「まぁ、これもアリかなぁ」と自分に言い聞かせていたんですが、今回オリジナル演出を見て、やっぱりRENTはこの演出が一番いいと改めて思いました。  

   出演者もみんなうまくて良かったです。コリンズがちょっと高音なのが気になったくらいですね。皆あまり奇をてらったことをせず、基本に充実に演じていました。それが良かったです。  

   RENTの良さは会場の一体感もあると思います。歌が終わるとすごいみんな盛り上がるし、最後は必ずと言っていいほどスタンディングオベーションになりますし。なかなか日本で全てのお客さんがスタンディングオベーションをする芝居ってないです。今回は最後「Seasons of Love」をアンコールで歌ってくれるというおまけもついて、大満足でした。来年はいよいよ日本版の公演です。キャストがどうなることやら。。。



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