RENT


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感想

     3年ぶりのRENTです。もうほんと観たくてしょうがなかったです。しかしアジアの極東の島国に住む私としては、そんなに観る機会もなく、麗しのニューヨークを想いながら、涙で枕をぬらす日々をすごしてまいりました。それほど待ち焦がれた作品だっただけに、今日はほんと感動しました。前半から泣きまくりです。「Light my Candle」辺りから泣いてました。ってほぼ最初ジャン!!って感じです。しかしこの作品はほんとすばらしいですね。すばらしいとしか言いようがない。ストーリーもいいし、曲もいいし、今まで10回以上も観ているのに、毎回新鮮に、素直に感動できる。まさに奇跡の作品です。  

    今回は来日ツアーということで、英語で、外国人が演じてたんですが、歌詞もほぼ暗記している僕としては、字幕なんて必要なく、ステージに釘付けでした。しかし東京厚生年金会館でやったんですが、この会場はでかすぎる。やっぱりRENTってちっちゃい劇場でやったほうがいいと思います。これだけでかいと会場の一体感というものもあまり感じられないしね。今回は席もちょっと後ろのほうだったので、全体を見ることができました。役者に関しては、皆さん初めて見る方々ばかりでしたが、なんかみんな優等生って感じでした。すごーく忠実に、誠実にRENTを演じるているという感じ。なので「おー。ここをこう演じるか」という驚きはありませんでしたが、オーソドックスなRENTが観れたので、僕は満足です。キャストもすごくオリジナルに忠実というキャスティングでした。忠実すぎて、若干面白みにかけるところもありましたけど。モーリーンの人がめちゃめちゃ綺麗でした。綺麗だっただけに、いまいちはじけ具合が足りない気がしました。パフォーマンスはもっとはじけたり、ふざけたりしていいと思うんですけどね。そういう意味で皆さん優等生だったんです。ロジャーはロン毛でちょっとなよってたので、嫌でした。ロジャーは爽やかでたくましい人のほうがいいですからね。毎回見るたびに思いますが、コリンズとジョアンの人っていつも歌うまいですよね。基本的にこの二人って黒人が演じるからでしょうか。黒人の人って歌うまいイメージがありますからね。偏見かもしれませんが。  

    会場が会場だけに、音も押さえ気味で、あまり重いサウンドじゃなかったですね。もっと大音量で心臓にガンガン響くくらいにしてもいいんですけどね。厚生年金ですからしょうがないかな。厚生年金とロックってどうしても結びつきません。というわけで、実は今日もう一回RENT見ます。この後2時間後に。一日2回RENTを見るなんて、俺ってつくづくバカです。RENTバカって呼んでください。



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