RENT


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感想

     1日に同じミュージカルを2回観るなんて、生まれて初めての経験です。もう狂ってるとしか言いようがありませんね。つい2時間前に見終わったばかりですが、またまた観てしまいました。今回は前から5番目という結構いい席。先ほどは結構後ろだったんですが、やっぱり前のほうが迫力が違います。音も大きく聞こえるしねぇ。それにしても何度見ても泣けます。ほんといいです、このミュージカル。  

    僕の泣き所はと言えば、もういっぱいありすぎです。まず「I’ll cover you」これはエンジェルとコリンズがラブラブの時の歌ですが、エンジェルのその後を知ってしまっているので、もうこの時から僕は泣いてしまいます。個人的に一番弱いのは、エンジェルが死んでしまったあと、コリンズが一人で「I’ll cover you」を歌うところ。あそこは誰もが泣くところですけど、あの時全員が横一列に並んでいるときに、ロジャーとジョアンの間が一人分あいてるんです。つまりエンジェルがいないことをあそこで表現してるわけですが、あそこがもうたえられない。切なすぎます。あとは「What you own」のマークが仕事を辞めるところ。鳥肌立ちます。

     キャストは昼間と全員同じだったと思いますが、やはりブロードウェイのキャストとはレベルが違いますね。それはしょうがないですけど。ブロードウェイのキャストは感情にうったえる演技をしてくれます。これはどこがどうとか説明することはできないんだけど、人の心をつかむ演技というのはこれはもう技術の問題ではないですからね。才能の問題です。ブロードウェイに立つ役者はやはり世界中の才能が集まる場所ですから、レベルも高くなるんでしょうね。あー、ニューヨークに行きたくなってきた。



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